2024年12月26日(木)、森のイノベーションラボFUJINOにて「森関連事業交流会」を開催しました。
日本の森林の課題は多岐にわたりますが解決方法を模索する方々やご興味のある方が森ラボにお越しいただく機会が増えてきました。今回の交流会では、そんなみなさんにお集まりいただき、ざっくばらんに意見交換を行いました。
今回は13名の参加者がお越しになり、多様な取り組みについて話し合いが進みました。
小学校の木製机の製作を行う一般社団法人「さがみ湖 森・モノづくり研究所(MORIMO)」の淵上さんや森さん、木質ペレット燃料の販売を手掛ける合同会社「つなはぐ相模湖」山口さん、そして森の再生プロジェクトをリードする井上進吾さんが参加。そのほか、お茶の栽培や里山整備に興味を持つ方々も参加、またオンラインでは森林・里山の新たな価値を作り届けるphom Toi吉成さんもご参加され、多彩な集まりとなりました。
まずは、自己紹介も兼ねて、皆さんの行なっている取り組みの紹介や課題の共有をしました。MORIMOさんは、机の製作で使わない端材やナラ枯れ材などの材があると共有。また、つなはぐ相模湖さんは、地元の木材を使った木質ペレット燃料の製造を目指しているものの、木の伐採や輸送にかかるコストが課題であると指摘し、今後の連携の可能性が見えました。
その一方で、井上さんは、資源活用も重要であるものの、最優先で取り組むべきは手入れが行き届いていない場所の草刈りだと強調されました。
これらの課題を共有する中で、多くの方が共通して感じていたのは、「まずは山や森について多くの人に知ってもらうことが大切である」という点です。
今回の交流会を通じて、今後新たな取り組みや協力の可能性が見えてきました。これからも引き続き、森に関わる多様な視点を共有し、解決策を模索していければと思います。
【今回ご参加いただいた事業者さまの取り組み】
・一般社団法人「さがみ湖 森・モノづくり研究所(MORIMO)」
https://morimo.or.jp/
・合同会社「つなはぐ相模湖」
https://note.com/tsu_na_hug_saga
・株式会社プノントイ
・森ラボプロジェクト「森の再生プロジェクト」