2022年11月18日(金)にWeb3.0についての研究会が森ラボにて行われました。参加者は10名。ゲストスピーカーの湯川さんの解説により研究会が始まりました。
研究会の内容はこれから来る、いや既に始まっているWeb3.0について、今までの経過から、これからの働き方、暮らし、生き方、の変化について、多面的で実際に使える事例紹介を含めたお話をしていただきました。
■Web3.0概論(Web 1.0〜3.0の進化と内容解説)
Web1.0とはインターネット、Webサイト、ホームページなどが作れるようになり、情報を得ることができるようになったフェーズのこと。
Web2.0はSNSができる様になり相互間のやり取りができるようになったフェーズ。(GoogleやFBのように情報の集約化が進む)
Web3.0ではGoogleやFBのように一極集中ではなく、みんなが情報を共有し保有すること(この技術がブロックチェーンとなる)であり、情報だけではなく、お金や会社組織の仕組み、価値の創出が、個人間でやりとりできるようになるフェーズのこと。
■Web3.0時代の具体的な事例として・・・
通貨、金融について・・・多分10年後には変わるだろう。
価値が不安定な暗号資産(ビットコイン・ステーブル他)→価値が安定しない。
企業が発行する通貨ステーブルコイン(リブラ)なので中止となる。
結果として・・・
中央銀行デジタル通貨(CDBC)が流通、デジタル元が一番有力視されている。デジタル通貨による効果として、金融手数料がなくなると言われていて、通貨の認識が全く変わる時代となる。
■働き方について
2D・3Dオフィスなどメタバース(デジタル仮想空間)の世界で仕事をする。
そのほかにNFTやVR・AR空間が仕事の空間となりうる。
DAO(ダオ)株式会社の組織作りが変わる。
中央集権型のトップダウン組織作りから、組織のメンバーの合議制から物事を決めるのがDAO。
NFT 所有権の経緯がブロックチェーンの仕組みで公共される。
近い将来、自分達の今の暮らし方が、間違いなく大きく変わるだろう、というお話で盛り上がった本イベント。森ラボでは引き続き、このテーマについて取り組んでいきたいと考えています。
次回の企画にも多くの方のご参加、お待ちしております。