10月より森のイノベーションラボFUJINOを拠点に活動している地域おこし協力隊2名は、それぞれビジネス領域とライフスタイル領域を担当すると同時に、地域のICT化支援に力を入れて活動しています。
森のイノベーションラボFUJINOで実施される数あるイベントのなかでも、とりわけ人気の講座は、主にシニアの方向けに実施している月に1度の「スマホ無料教室」です。この「スマホ無料教室」は、主催:森のイノベーションラボFUJINO、共催:藤野地区社会福祉協議会、協力:NPO法人ふじの里山くらぶという体制のもと実施しています。
「+1(外国通話)より着信があって怖い」、「LINEの友だち追加の方法がわからない」、「セキュリティソフトの通知を消す方法がわからない」、「アプリのインストール方法がわからない」、「画像の保存のやり方がわからない」といった各々異なった困りごとに、参加者の皆さんと同じ目線で寄り添い、一緒に困りごとの解決を図っています。たとえば、「+1(外国通話)より着信があって怖い」という声には、「+1(外国電話)の電話は詐欺電話というニュース記事があるので、着信があっても無視してください」といった形でアドバイスをします。
だんだんとレベルアップしていくと、「電車の乗換案内のアプリを使ってみて自宅から実家へのルートを検索してみる」、「旅行サイトの予約アプリを使ってみる」といった形で進めています。
参加者の皆さんの困りごとは実に多種多様です。常にその困りごとにきめ細やかに対応し、そして今後のことも含めて、ご自身で対応できるように説明をしています。
参加している皆さんはとても真剣に、ノートに細かくメモを取り、一生懸命取り組んでいただいていいます。皆さんより、「しっかり教えてくれるから毎回楽しみにしている」、「毎回とっても勉強になる」、「森ラボがあってとても助かる」といったお声をいただき、大変やりがいを感じています。
「スマホ無料講座」は、あくまでもスマートフォンの講座ではあるものの、地域の皆さんとの繋がりが生まれ、交流するきっかけにもなっており、地域おこし協力隊が地域に馴染む機会にもなっていると感じています。
さて、地域おこし協力隊は藤野地区、相模湖地区、津久井地区を活動フィールドとしています。2024年より「相模湖総合事務所」と「津久井総合事務所」へ出張し、デジタル機器なんでも相談会を実施します。
日程は、「森ラボ」にて、毎月第2水曜日(1月12日、2月14日、3月13日)、「津久井総合事務所1階ロビー」にて、毎月第3火曜日(1月16日、2月20日、3月19日)「相模湖総合事務所2階ロビー」にて、毎月第4水曜日(1月24日、2月28日、3月27日)、10時より12時に実施します。
スマートフォンやパソコンなどの小さな困りごとでも大丈夫ですので、ぜひ足をお運びください。
今後も地域おこし協力隊は地域のICT化に力点を置いて活動してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。