■概要
人口減少に伴いバスが廃止になったり、高齢化で車の運転が難しくなったりすると地域内での買い物や通院での移動が難しくなってきます。
また、大きい道路では車の往来が多く、子どもたちの移動が心配なケースもあります。
これまで何度も地域の話題に上がっている移動の課題について、現在の地域交通情報の整理、関連する法律情報や他の地域でのカーシェアリングの事例なども参考にしながら、「地域通貨よろづ屋」の活用による乗合や、「乗合マッチングアプリ」の導入、地域のネットワークと新たなソリューションを生かした検討を行い、地域の実情に即した移動の共有の実践に向けて取り組んでいるプロジェクトです。
■プロジェクトへの参加方法
森ラボオープン会員登録後、slackより「移動共有プロジェクト」にご参加ください。
※森ラボオープン会員はHPからも登録できます。
■進捗報告
7/13(木)19:00-20:30に移動共有プロジェクト第一回検討会を開催しました。
現地7名、オンライン2名の方が参加され、地域課題の一つである異動について、地域通貨よろづ屋のネットワークを使ったりすることで乗合を行うことができないか、具体化に向けてざっくばらんに意見交換をしました。その時に、今でもいくつかのコミュニティ交通があるが、それがまとまっていないのが課題、という意見が挙がったため、森ラボで調べて一覧表を作成しました。
少しでも地域の方にこの情報が役立てばと思います。
12/14(木)地域通貨よろづ屋&移動共有プロジェクト第二回検討会を開催しました。地域通貨よろづ屋事務局の方々にも参加いただいての議論となりました。法律面では,「道路運送法の許可・登録を要しないもの(互助)」は、地域の移動手段確保のため、道路運送法の許可又は登録を要しない助け合いによる運送を指す。収受することが可能な範囲は、運転者が実際に運送に要するガソリン代、道路通行料、駐車場料金、自発的な謝礼である。と定義されているため、地域通貨等での運用は問題がないため、よろづを利用した乗り合わせは可能と考えられます。コミュニティ交通の運用もあるため、まずは小規模での実証実験を行ってみようという話になりました。
■SDGsの該当する目標