
藤野の象徴「緑のラブレター」をモチーフに「つながり」「手紙」をテーマにしたアニメーションワークショップです。
参加者がつくったメッセージをカタチにして皆さんで表現していただきます。
全員の作品を1つにつなげた完成動画は2026年3月21日(土)の「ふじの映像祭」で上映予定です。
ワークショップ内容
1. 封筒を選ぶ(導入)
まずは、いくつか用意された“封筒”の中から、好きな封筒を1つ選びます。
2. カタチづくり
作品に登場させるカタチは、藤野の町の素材を使って自由に制作しキャラクターを造形します。
3. コマ撮り
「①フレームイン②封筒が開く③中からキャラクターが登場」する流れでコマ撮りします。
4. 手描きアニメーションとの合成(編集・仕上げ)
ワークショップ終了後の編集で撮影したキャラクターのループ素材に、こちらで用意する手描きアニメーションを合成します。
5. 声のメッセージを合成
作品と合わせて声も録音します。 声のメッセージ例:いつもありがとう、大好きだよ、など届けたい人への想いを込め、メッセージを映像で合わせ、 ひとつのアニメーションとして編集して完成させます。
6. ミニ上映
ワークショップの最後で参加者皆さんのコマ撮り作品を発表してミニ上映を行います。
7. 3月の藤野上映会で成果発表
手描きアニメーションや録音した音声を合成し、ひとつに繋げた完成作品は、 「ふじの映像祭」(2026年3月21日)で上映予定。 会場で制作した手紙や造形した作品の展示もあると盛り上がる演出を目指します。
開催概要
日時:2026年2月21日(土)
午前の部:10:30〜12:30
午後の部:14:00〜16:00
参加費:無料
対象:子ども〜大人まで幅広く(各回10〜20名)
会場:森のイノベーションラボFUJINO
申込: 森ラボのメールアドレスへ、件名「2/21 メッセージ」と記入し本文に名前と電話番号を記載してお申し込みください。
担当講師
あしたのんき

北アリゾナ大学美術科卒業。アニメーションスタジオに勤務後、2002年よりフリーランス。手描きアニメーター、イラストレーターとして仕事の傍ら、フリップブック、アニメーション映像等の制作を続ける。
2006年より、フリップブックを愛する作家たちによるグループ展「ぱらぱらマンガ喫茶展」を企画、都内中心に各地で多数開催する。
石井善成

コマ撮りアニメ作家。立体アニメーションを得意とし、極力デジタル加工に頼らない制作が持ち味。2019 年より、出身である千葉県市川市を中心に公園や緑地の環境にスポットを当てた「あおぞらストップモーション」シリーズをスタート。代表作品:『フルモデルチェンジ』(クレイアニメ/2015)13回NHKミニミニ映像大賞/アニメ・CG部門グランプリ受賞
一のせ皓こ

山梨県生まれ。東京工芸大学アニメーション学科卒業、同大学大学院修了。在学中、古川タク氏に師事。アニメーション・イラストレーション・演出・ワークショップを軸に活動し、“時間や連想が広がる表現”を大切にしている。参加者が自分だけのオリジナルに気づき、世界を広げられるようなコミュニケーションの場づくりを心がけている。
2018年より山梨県市川三郷町「ふるさと大使」。2022年、デジタルアート競技「LIMITS」に初出場し、日本大会を経てアジア大会ベスト4。
上甲トモヨシ

アニメーション作家/日本アニメーション協会 常任理事/玉川大学 非常勤講師東京工芸大学アニメーション学科卒業、同大学大学院修了。
一のせ皓ことのクリエイティブユニット「デコボーカル」として活動。子どもから大人まで、誰もが安心できる “やさしい世界”を大切にした作品づくりを行う。アニメーションを通じて、地域づくり・学び・発見・コミュニケーションなど、表現が持つ多様な可能性をひろげていくことを目指している。
