
1960〜70年代のカウンターカルチャーや共同体運動を背景に始まり、1990年代に国際ネットワークが形成されたエコヴィレッジは、いまや世界各地で「持続可能な暮らしと社会関係を再設計する実験の場」として広がりを見せています。
藤野でも、廃材から創造性と自給力を引き出す〈廃材エコヴィレッジゆるゆる〉と、貨幣に依存しない関係性の経済を試みる<虫村(バグソン)>という異なるアプローチの“村”が育まれてきました。
前者は自由に生きるための生活技法の探究、後者は資本主義の再定義という挑戦です。
今回は両者の共通点と差異をたどり、世界的潮流とも照らし合わせながら、これからの村と居場所づくりの可能性を語り合います。ゲストは両村の村長、傍嶋飛龍さん、中村真広さん。進行は森ラボコミュニティマネージャー 高橋靖典です。
日時:2026年1月23日(金) 19:00~21:00
参加費:無料
場所:オンライン(Zoom)
申し込み方法:下記メールアドレスへ件名に「1/23(金)藤野・村会議」と書き、名前と電話番号を記載して お申し込み下さい。info@morilab-fujino.jp

『廃材エコヴィレッジゆるゆる』
村長 傍嶋飛龍
「人生はアートだ」画家、万華鏡作家、超音楽的お遊び集団じゃねんず団長、廃材エコヴィレッジゆるゆる村長と独自の感性で活動をしている芸術家。
廃材エコヴィレッジゆるゆるは2013年9月プロジェクトをスタート。99.9%廃材を活用してお金に依存しないパーマカルチャーデザインで様々なエコシステムをセルフビルド。登録村民1200名。地域通貨、部活、村祭りなど、意識の解放区としてアートとエコが融合した唯一無二のエコヴィレッジとなっている。

『虫村(バグソン)』
村長 中村真広
1984年千葉県生まれ。東京工業大学大学院建築学専攻修了。2011年株式会社ツクルバを共同創業し、2019年東証グロース市場に上場。2023年10月に取締役を退任し、事業の一部をバ・アンド・コー株式会社として引き受ける。
株式会社KOUを創業し、2019年より代表取締役。自律的に生きる人を増やすために、キャリアデザインプログラム「Willnext(ウィルネクスト)」を展開。藤野エリアにて、実験的集落「虫村(バグソン)」やカフェ兼イベントスペース「カドナリ」等を起点に、新しい経済モデル、コミュニティ、サスティナビリティなどをテーマにした地域アクションを展開。人口減少社会における新しい地域モデルを探求している。
