芸術祭といったアートによるまちづくりも1990年代から始まり、全国各地で賑わいを見せています。
映画祭でも、野外上映や近隣店舗などを利用して、街全体を盛り上げる映画祭も増えてきました。
また、フィルムコミッションなどによるロケの誘致による地域の知名度のアップなど映画による地域活性化のケースも出てきています。
昨年30周年を迎えた、「キネコ国際映画祭」。
2016年に舞台を世田谷区二子玉川に移し、いまや国際的にも評価される日本を代表する映画祭です。
現在、二子玉川のまちを舞台として、大きな盛り上がりを見せています。
しかし、30年前の映画祭はそのスタートから苦難の連続。
この幾多の試練をどう乗り越えてきたのかが書かれた書籍「子どもたちに映画を!」(ホーム社)・著者たひらみつお(フェスティバル・ディレクター)が昨年出版されました。
こちらの書籍制作には藤野地区のメンバーも関わっています。
今回は東急株式会社常務執行役員であり、この書籍のプロデューサーでもある東浦亮典さんとキネコ国際映画祭たひらみつおさんのお二人をお招きして、海外での子ども映画祭、イタリア ジッフォーニ映画祭や、チェコ ズリーン国際子ども映画祭のお話や、それに伴うまちへの影響、また、キネコ国際映画祭ができあがるまでのストーリーなど、映画祭とまちづくりにまつわる対談をお届けします。
開催日時:2024年7月5日(金)18:00〜
定員:20名(オンライン配信あり)
会費:無料
書籍「子どもたちに映画を!」も当日お買い求めいただけます。
申込: 森ラボのメールアドレスへ、件名に「7/5 映画」を入力し、本文に名前と電話番号を記載してお申し込みください。オンラインご希望の場合はその旨お書きください。
【森ラボE -mail】info@morilab-fujino.jp
登壇者
東浦 亮典(東急株式会社 常務執行役員 都市開発本部 副本部長 )
1985年、東京急行電鉄(現・東急)入社。自由が丘駅駅員、都市開発部門、東急総合研究所などを経て商業施設開発やコンセプト賃貸住宅ブランドの立ち上げなど新規事業を担当。都市創造本部 戦略事業部 事業部長、渋谷開発事業部長、沿線生活創造事業ユニット・フューチャー・デザイン・ラボ管掌役員などを経て現職。著書として「私鉄3.0」(ワニブックスPLUS新書)、東急百年 - 私鉄ビジネスモデルのゲームチェンジ-(ワニブックス)
たひらみつお(キネコ国際映画祭フェスティバル・ディレクター)
1965年北海道生まれ。キネコ国際映画祭フェスティバル・ディレクター。幼い頃から映画が大好きで、1983年、ハリウッドの映画監督になるべく渡米、『ニューヨーク・ヨミウリ』の企画で全米48州のバイク旅行を敢行。帰国後、人材派遣業・薪ストーブ専門店(東京ストーブ)の株式会社カイクラフトを設立。1992年、第1回〈キンダー・フィルムフェスト・ジャパン〉(後に〈キネコ国際映画祭〉に改称)を開催。以後、フェスティバル・ディレクター、プログラミング、アート・ディレクター、セールス(営業担当)すべてを一人で担っていた。2016年からは会場を二子玉川に移し、東急グループがメインスポンサーに。18年には世田谷区が共催となり、新たなチームスタッフとともに世界でも有数の「子どもたち、ティーンズ、そして街に愛される」国際映画祭を目指している。著書として「子どもたちに映画を! キネコ国際映画祭ができるまで」(ホーム社)
髙橋靖典(ファシリテーター)
アーキタイプ株式会社 代表取締役
中小企業診断士
1996年 デジタル教育系ベンチャーのデジタルハリウッド株式会社入社、新卒時より新規事業部署に配属し事業立ち上げや、会社設立等を行う。その後、CG映像、VR開発会社や、テレビ朝日関連会社等でもデジタルコンテンツやコミュニティの新規事業を複数立ち上げ。2008年より創業したアーキタイプ株式会社では新規事業開発とデジタルソリューションを手がけ、複数社の取締役や、NPO、学校法人、地域団体等の役員も務めている。仕事のキャリアの大半で新規事業立上げを行なってきている。森のイノベーションラボFUJINO コミュニティマネージャ。
主催:森のイノベーションラボFUJINO