藤野地域で2009年より通帳型(LET’S方式)の地域通貨として始まったよろづ屋。現在、約400世帯、1000名の方が登録しており、日々の暮らしの品物交換や、情報、困りごとの解決、またライドシェア(移動共有)の実証実験などに活用されています。また、藤野地域内には「コミュニティー通貨ゆーる」や、その他の地域通貨の企画も色々立ち上がっています。
地域それぞれの魅力を守り、そして持続可能な地域の成長を実現するために、今、改めて「地域通貨」の魅力に惹かれ、コミュニティごとの「通貨」を導入する地域が増えています。アナログ型もあればデジタルを駆使したものもあり、その形や在り方はさまざまです。
また日本だけでなく、世界中でも使われており、多種にわたる事例があります。しかし、うまくいっているものもあれば、立ち消えになってしまうものもあり、初めて地域通貨を取り入れてみたいという方にはハードルが高いのが現状です。
そこで今回は地域通貨の現状に詳しい、地域通貨の研究者の栗田健一さんをお招きし日本や海外の好事例を元に、あなたの地域に最適化した新たな地域通貨を作る方法など、地域通貨のイロハについてお話しいただきます。ぜひ当講座をキッカケに私たちの新らしいコミュニティを作ってみませんか?
▶︎講師:栗田 健一(くりた・けんいち)
東京経済大学准教授
横浜市立大学商学部卒業。北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。大学院では地域通貨、経済人類学やコミュニティ開発などを学ぶ。大学院終了後、自治体や省庁勤務を経て、現在は東京経済大学にてコミュニティ経済学の講義を担当。著書に『コミュニティ経済と地域通貨』(専修大学出版局刊)など。
▶︎日時:2月27日(火) 19:00 - 20:30
▶︎場所:森のイノベーションラボFUJINO(相模原市緑区小渕2012)
▶︎参加費:無料
▶︎申し込み:
下記メールアドレスへ件名に「2/27地域通貨入門」と書き、名前と電話番号を記載してお申し込みください。オンライン参加も可能ですが、質疑等ご希望の場合は現地でご参加ください。
オンライン希望の方はお申し込み時にオンライン希望とご記載ください。
info@morilab-fujino.jp