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「森のイノベーション・ラボFUJINO」(愛称森ラボ)はテレワーク拠点であり、地域活動の促進や、起業、行政との協働作業の場として2021年7月より実証実験を開始しました。
森ラボのある相模原市緑区西部の中山間地域は都心から50km圏にあり、山や湖の多い自然豊かな里山地域でもあります。藤野地区では30年以上前から芸術によるまちの振興が行われてきており、その後、自然と人間の暮らしをデザインするパーマカルチャーの学びの拠点、それをまちに応用するトランジションタウン活動、廃材エコヴィレッジゆるゆるなど、循環型の暮らしを模索する活動なども行われてきました。
また、2005年に開校したシュタイナー学園による移住者は500名を超え、開業医が増えるなどの動きも出てきていますが、地域全体の高齢化は加速しており、人口も減少傾向にあります。
昨今、コロナウイルス感染症対策として、テレワーク化が急速に進み、自宅やテレワーク拠点を活用して仕事をする方も増えてきています。また、デジタルツールやICT利用、シェアする暮らし方など、仕事や生活のあり方にも変化が起きています。
郊外や里山に住む人々が都内に出勤せずに、自分の暮らすまちで働く。また、郊外や里山に会社を移転することや地域で起業することなども増えてくるのかもしれません。
里山地域は経済面では様々な課題がありますが、「幸せ」を物差しとした場合には、新しい生き方や、暮らしの可能性が広がるように感じられます。
今回は、渋谷、たまプラーザ、南町田など東急沿線の様々なまちづくりを手掛けられ、次の100年を作るイノベーションにも取り組まれている東急株式会社執行役員の東浦亮典さんにお越しいただき、幸せを中心においたこれからのまちづくりの可能性についてお話いただきます。
また、相模原市からは、副市長の森多可示さんに、相模原市緑区のまちづくりや若手ワーキングの取り組みについてお話しいただき、後半はディスカッションを行います。
15:00-15:10 ガイダンス(10分)
15:10-15:30 森さんのお話(20分)
15:30-16:00 東浦さんのお話 (30分)
16:00-16:40 ディスカッション(40分)
16:40-17:00 質疑応答を含むフリートーク
登壇者
東浦 亮典(東急株式会社 執行役員 沿線生活創造事業ユニット・フューチャー・デザイン・ラボ管掌)
1985年、東京急行電鉄(現・東急)入社。自由が丘駅駅員、都市開発部門、東急総合研究所などを経て商業施設開発やコンセプト賃貸住宅ブランドの立ち上げなど新規事業を担当。都市創造本部 戦略事業部 事業部長、渋谷開発事業部長などを経て現職。著書として「私鉄3.0」ワニブックスPLUS新書
森 多可示(相模原市副市長)
慶應義塾大学法学部卒。相模原市事務員として入庁し、総務課担当課長、都市建設局参事、環境共生部長、市民局長などを歴任。2019年5月より、相模原市副市長。相模原市緑区西部の中山間地域在住
ファシリテーター
高橋 靖典(森ラボ コミュニティマネージャー)
子どものシュタイナー学園の入学に伴い、藤野へ移住。トランジションタウン活動に参加し、地域通貨よろづ屋事務局や、藤野電力等の活動に携わる。新規事業開発やデジタルソリューションの提供を行うアーキタイプ株式会社代表の他、地域では、一般社団法人藤野エリアマネジメント代表理事、学校法人シュタイナー学園 理事長などを務める。
申込方法:
info@morilab-fujino.jpに、件名「2/26イベント参加」と記載し、氏名(ふりがな)、電話番号、を記載してお送りください。後日、ZoomIDなどをお送りします。(2/23日(水)〆)※現段階では「オンライン参加」のみの受付です。
※お申し込みの際の個人情報は、実証運営上必要な資料作成(名簿等)、統計、緊急時のご連絡の他、今後の森ラボに関するお知らせの配信に利用させていただきます。今後、森ラボからの情報を必要としない場合は、その旨を申込時にお知らせください。