日時:2021年7月15日(木)19:00-20:30
会場:森のイノベーションラボFUJINO
無料、現地定員は15名
スピーカー
宮村連理(NPO法人緑のダム北相模の副理事長)
淵上美紀子(一般社団法人 相模湖 森・モノづくり研究所 代表理事)
浜田康司(一般社団法人 相模湖 森・モノづくり研究所 ディレクター)
ファシリテーター
髙橋靖典(森ラボ コミュニティマネージャー)
森ラボイベント。第1回は、1998年から相模湖をフィールドに、森林整備ボランティアを20年に渡って続け、近年では、東京学芸大Explayground推進機構GREEN TECH ENGINEER LABと協働プロジェクトを始められているNPO法人緑のダム北相模の副理事長 宮村連理さんと 地域の木材活用に様々な形で取り組み、小学校の机を天然木に変えていく「森の机事業」や森のイノベーションラボFUJINOでも木材の提供や家具等の製作していただいた一般社団法人 相模湖 森・モノづくり研究所 代表理事の渕上さんにお越しいただき、現在の相模湖周辺での取り組みについてお話しいただきました。同席予定だった、相模湖 森・モノづくり研究所の濱田さんはワクチン摂取後の不調でご欠席となりました。
NPO法人緑のダム北相模 宮村さんのお話では、「環境(森林)破壊という負の遺産を子孫に残してはならない」という理念のもと、人工林の手入れをする活動をされており、森を作る(森林整備)、森をいかす(間伐材活用)、森をつなぐ(森林ESD)事業を展開。中高生や若者が活動参加しているのが印象的でした。また、GREEN TECH ENGINEER LABでは、間伐材を活用した様々な商品なども中高生などが楽しみながら作っているようで、これからの発展も楽しみです。
NPO法人緑のダム北相模では、第1、3日曜日 JR相模湖駅9:15に集合すれば、その活動に参加できるそうです。詳しくはwebサイトをご覧ください。
一般社団法人相模湖 森・モノづくり研究所 代表理事 淵上さんのお話では、2016年に森の資源を生かして小学校の学習机天板を地域材に取り替える「森の机事業」スタートされ、現在は年間約1000枚ほど作っているそうです。その他、社会福祉法人アトリエさんや地域の企業とコラボしたSDGsへの取り組みや、藤野電力とコラボした移動式ソーラーの開発、NGOと連携して非電化地域への展開など様々な活動を行なっていることなどをお伺いしました。
一般社団法人相模湖 森・モノづくり研究所(通称MORIMO)のwebサイト
NPO法人緑のダム北相模で間伐した木を、MORIMOさんで商品化に利用したりするという連携も行われているそうです。未整備の森はまだまだ地域内にたくさんあるとの事で、課題感を改めて感じる機会となりました。
イベントアーカイブが公開されました。